阿媽(アマー)ってなぁに?
阿媽(アマー)っていったい何のことなのでしょうか?
台湾通の方はご存知かもしれませんが、台湾語で阿媽(アマー)はおばあちゃんのことで、阿公(アゴン)はおじいちゃんのことです。
タイに行ったときのことですが、中華系タイ人もアマー、アゴンと同じようにいうことに最初は驚きました。
それもそのはず、タイの華人は潮州出身が多く潮州語は台湾語などと同じ閩南語に属するので、それを借用してアマー、アゴンと同じように言うそうです。
バンコクのヤワラート(チャイナタウン)の潮州料理店に行った時のことです、蚵仔煎(オアチェン)カキ入りのオムレツをオーダーしたついでに、冷たい菊花茶もたのみました。
菊花茶をオーダーした時に菊花のことをタイ語でkiok-hoe(เก๊กฮวย)と店主が言っていました。閩南語では giek-hue とほぼ同じような発音なので、菊花も借用したのだと思いました。
タイは暑いので冷たい菊花茶をよく飲むようで、レストランのメニューにもちゃんと菊花茶があります。無地のペットボトルのようなもので出てくることがあり、その場合自家製なのかもしれません。飲みきれないとそのまま持って帰ることもできます。
そして、たまたま バンコクのホテルでタイのドラマを見ていた時のことですが、あるシーンで「バッジャーン」いかがですか~っ と粽(ちまき)を売るシーンがありました。粽はマンダリンでは「粽子(ゾンズ)」と呼ばれていていますが、閩南語 では「肉粽」バーツァンと呼ばれています。
「バッジャーン(บะจ่าง)」と「バーツァン(肉粽)」ほぼ同じですね。 これも借用語のようです。
【YouTube】そのドラマのシーン Ch3Thailand より
バッジャーン(บะจ่าง)、バッジャーン(บะจ่าง)って言っていまよ!
ちまきについてご参考に↓
違う国でも同じ言葉を話すと親近感がわきます
そもそも、タイのトンブリー王朝時代に多くの華人がタイ国内に移り住んだと言われていますが、すでにタイに同化しているので潮州語やマンダリンを話せる人は少ないです(英語を流暢に話せる人はたくさんいます)。
それでも、違う国でおばあちゃん、おじいちゃんを同じように呼ぶのはとても親近感がありますね。
他にも色んな例があるようですのでまた見つけたらご紹介したいと思います。
阿媽が作った持ち運びに便利な茶道具ケース
茶さじ等の茶道具を持ち運ぶ時って、どうしてもカチャカチャとしてまとまりませんよね。茶道具をひとまとめにできればいいなっ~という思いからオリジナルの茶道具専用ケースを阿媽に作ってもらいました。
他のお道具や茶器に馴染むように、カラフルであっても落ち着いたナチュラルな質感の生地にこだわり、阿媽(アマー)が一点一点ていねいに手作りしました。阿媽(アマー)は老眼がすすんではいますがまだまだ現役です。サイズは多少個体差がありますがご了承ください。
4つのポケットに茶道具を入れてクルクルと包めばひとまとめになります。自宅以外でのお茶会に茶道具を持っていくのにとても便利です。
【YouTube】阿媽のハンドメイド茶道具ケース
阿媽のハンドメイド茶道具ケースと小コースター
バアチャンではなく、阿媽(アマー)のハンドメイドの茶道具ケースです(笑) 。
そして、阿媽(アマー)のハンドメイドの小コースターです。
https://www.toukagen.com/?pid=140651027