景徳鎮の工房から伝統技法と匠による技をお伝えします

景徳鎮の絵付けの様子 茶器のお話
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ロクロを回して作り、削って形を整え、絵付けをして、釉薬をかける作業…、
すべてが完全手作り!伝統の技でもって作られるこだわりの茶器はすばらしい仕上がりです。
ひとつひとつの器に愛情をこめて丁寧につくられているのがよーくわかります。
景徳鎮のすばらしい世界をご紹介いたします(2004年のレポートです)。

練泥

土(高嶺土(カオリン土))の中に含まれている空気を出すため、土をまんべんなく揉みます。

景徳鎮工房

拉坏

作品の寸法具合を計る仮定規を竹片で作ります。

轆轤を回して、坏を作ります(完成品よりやや大きめに)。

写真の右側に置いてある馬蹄杯を作っています。

晒坏(自然乾燥)

出来上がった坏をこの棚の上にのせて干します。

利坏

景徳鎮磁器製作技法の中で最も高いテクニックが必要とされる

大小、形様々のナイフを使い、流暢なカーブを出します。

『臥足』という足のない杯にも款を入れる底を綺麗に作ります。

決めた形、薄さまで少しずつ削っていきます。

指で薄さの具合をチェックしています。

坏が出来上がりました。

打箍

モデル通りに決めた場所に円を入れます。
轆轤を使うのと、決めた寸法を守るため、意外と絵柄担当の方ではなく、利坏の職人さんで行います。

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削花邊

菱花邊等の不規則縁にはきちんと角度を分けて位置を決めます。

決められた位置に小刀で少しずつ模様を削ります。(本来は絵柄を入れる前に縁の模様を削るのですが、写真は撮影のために職人さんにデモしてもらったのです。)

描図案

蝋紙の柄穴にインクを吸ったスポンジを叩き、トレーシングを入れます。

トレーシングに沿って青花の顔料で絵柄の輪郭を入れます。

施釉

坏の中に溜まったごみを吹き飛ばします。

轆轤を回しながら釉薬を吹きます。まんべんなく吹き付けないとむらがでてしまいます。
この写真では大き目の器ですが、小さな杯は軽いので吹き付けるのを慎重に行わないと飛んでしまいます。

釉薬の具合をチェックします。

釉薬を掛けた坏を棚にて乾かし、窯に入れて一度焼きます。染付けのものでしたらここで完成です。

彩絵

焼き上がった青花杯の絵柄に色を埋めます。絵の具が乾いたらまた窯に入れて再び焼きます。

開窯

さていよいよ焼き上げます。↓画像は蓋碗

窯の蓋を少しだけ開けて置いて時間を掛けて温度を冷ませます。

蓋碗が焼きあがりました。

↓画像は茶杯

このように、長い工程を経て、美しい景徳鎮の器が出来上がります。

>>>景徳鎮手書き杯ラインナップはこちら

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